子宮内膜症の特徴として一番多いのは、激しい生理痛です。
子宮内膜は、生理周期にあわせてはがれ落ちて、生理として外に出ていきますが、出血は一度に出切ることはなく、3日~7日続きます。
子宮内膜症はこれと同じようなことが、子宮の外側や卵巣、卵管などの子宮のまわりで内膜が増えることでおこります。
そこでも生理と同じように出血がおこってしまいます。
ですが、出血しても出口がないので、外へ出ていくことができず、体の中に血液がたまり、周りの組織とくっついてしまったり、硬い固まりのようになって痛みを引き起こします。
女性ホルモンの分泌が活発な、20代~40代の女性に多く、閉経後は症状がみられなくなります。
子宮内膜症は激しい生理痛以外にも、生理の量が多い、生理期間が長い、性交時や排便時の痛みなどがあげられます。
西洋医学の治療では、低用量ピルなどを使って、排卵をコントロールして内膜が増えるのを抑えたり、痛み止めを使って痛みをやわらげたりします。
子宮内膜症は、不妊症の原因にもなることも多いため、赤ちゃんを望まれる方は、体質の改善をしながら、治療をすすめていく必要があります。
漢方では、お一人お一人の体質や、生活習慣などを確認しながら、痛みなどのお悩みを改善することができます。
たとえば、
・体が疲れやすい
・いつもカラダが冷えている
・ストレスでイライラしやすい
なども、子宮内膜症をひどくさせている原因となります。
あなたのカラダのお悩みを、一度ご相談くださいませ。
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